お盆が終わって2学期がじわりと近づいてくると・・・
「夏休みの宿題なんて大っ嫌いだー!」
と、私が叫んでいました。
いつか。
夏休みの宿題への恨みつらみを言葉に出したいと思っていたので、今年は思い切って毒吐きします!
なので、夏休みの宿題の素晴らしさを感じている方は、ここでUターンしてください。
12年間の小学校の夏休みの宿題への不満をぶちまけるだけの記事です。
- 娘たちの夏休みの拒否っぷり
- 自由じゃない自由研究
- 親の手伝いが必要な家庭科の宿題
- 県内で違う宿題の量と質
- 県内で夏休みの期間も違う
- 「お母さんがもう少し頑張ってください」という教師は信用しない
- 二女の不登校は宿題も原因の一つ
- 宿題をしなかった子の今
- 宿題をしないままの2学期は確実に不登校
- おわりに
娘たちの夏休みの拒否っぷり
娘たちは二人とも夏休みの宿題に進んで取り組む子ではありませんでした。
(ADHD&広汎性発達障害)
日頃の宿題も全力拒否しているのに、夏休みにするわけないよね。
長女
小学校低学年→椅子に座って机に向かうことが出来ない。
夏休みは私が鬼監督となり、長女の横に座って鉛筆を握らせることから修羅場が始まります。
小学校中学年→長女にピッタリの塾が見つかり学力レベルは上がりましたが、塾の宿題はするけれど学校の宿題は嫌がりました。
それで「学校の宿題が終わらないと塾に行かせない」と強迫して宿題をさせました。
小学校高学年→中学受験のための夏期講習が始まる前に、私が長女を無理やり机に座らせて学校のワークをさせました。
高学年になっても学校の宿題は変わらず嫌いだった長女。
塾に比べて学校のドリルの問題は簡単なので、スラスラ解けるはずなのに。
集中力は3分で切れ、鬼監督である私に怒鳴られながらやっていました。
二女
二女も学校の宿題が大嫌いでした。
二女の転校先の学校は学力レベルが高く、宿題も長女の時とは全く違うものでした。
二女はストレスから髪の毛を抜いたり、爪を噛んだりしていましたが、私の従姉の家で1週間ほど自由に夏休みを過ごすことで救われていた気がします。
二女のときは「答え丸写しでもOK」にしていましたが、自由研究や家庭科の課題は親の協力が必要で、私が疲弊していました。
自由じゃない自由研究
長女の小学校はマンモス校。人数が多すぎて自由研究を飾る場所がありませんでした。
高学年の時は、全員模造紙を配られ、その1枚に好きなことをまとめてくる簡単な自由研究だったのですぐに終わりました。
理科限定の自由研究
二女の学校は、3年生までは作品、4年生からは自由研究でした。
自由研究と名前はついていますが「理科限定」です。
二女は、社会が大好きだったので、家畜について調べたがっていました。
ですので「学校の指示は無視」して題名を理科っぽくして中身は社会を提出しました。
6年生の自由研究はネットを真似っこ。
「やれば文句ないでしょ?」と私が学校に反抗的でした。(^_^;)
2日もあれば終わる自由研究おすすめ
ちなみに、紫キャベツを使ったクッキングをしました。
もし、まだ自由研究終わってない方がいらしたら。
「紫キャベツ・焼きそば・Honda Kids」
「紫陽花ゼリー 実験みたい」
このワードで検索してみて下さい。
親の手伝いが必要な家庭科の宿題
二女の小学校は家庭科に力を入れている学校でした。
大きな紙を1枚もらい、家庭科の課題について提出しなければなりませんでした。
休み明けに廊下に張り出されます。
しかも、写真or絵で紹介するという指示つき。
・朝ごはんを自分で作る
・家の中の汚れている場所の掃除ビフォーアフター
・日本のお正月料理(冬休み)
9時過ぎに起きてくる子ども達に朝ごはんなんてありません。
バナナ食べたり、適当にパンかじったりです。
「子どもだけで宿題の為に料理を作って、もし火事になったら学校は責任とってくれるんですか?」
と苦情を言いたかったけれど!
小心者なので言えませんでした・・・。
孫の時は学校に乗り込んで言ってやる!と言う私に娘たちは「恨みが怖い!」と笑います。(笑)
廊下に張り出されるので、トースト1枚焼いた写真と一言コメントなんてありません。素晴らしい朝食の写真が休み明けにずらりと貼り出されます。
しかも、親の一言まで書かなくてはなりません。
な・ん・で!親の一言必要なの?
こういう宿題は、高校生だった長女にお任せしました。
題名は「お姉ちゃんと作った〇〇」にしたので、手抜きでもいいのです。
あとは、実家の父(料理人)に丸投げしたり・・・
子どもだけでできない宿題を出すな!
親は暇じゃないんだ!
学校の役員まで押し付けられているんだから、宿題くらい親なしでさせろ!
と、大きな声で訴えたいです。
県内で違う宿題の量と質
何が腹立つって、県内でも住んでいる場所で宿題が全然違う事。
従姉の住んでいる地域
・作品提出も自由研究も希望者のみ。
・夏休みは「夏の友」のようなワークのみ。(作文はある)
二女の学校はプラスして先生の作ったプリント集もありました。
いらんわ!そんなもん!
・二女の小学校に比べて宿題の量が少ない。
・家庭科の宿題なんて出たことない。
長女の小学校も二女に比べたら少なかったです。
4年生まで作品は提出でしたが、何しろ人数が多いので、「力作」もあれば「超テキトー」な作品もあり。前日に徹夜で作ったテキトーな作品を提出しても、クスクス笑われることもなく、膨大な数の作品の中に埋もれてくれます。
長女がもし、次女の小学校だったら・・・
学校には行っていないと思うそうです。←長女に聞きました。
県内で夏休みの期間も違う
従姉の住んでいる地域は、毎年9月1日が始業式でした。(5年前までの情報)
二女の学校は数日早く、8月末から2学期でした。
二女は夏休みを満喫する従姉たちをとても羨ましがっていました。
夏休みが短い学校なのに宿題の量は多いのは納得できませんでした。
「お母さんがもう少し頑張ってください」という教師は信用しない
夏休み前の懇談会で
「お母さんも一緒に頑張ってあげて下さい」と言う教師。
宿題は親の責任と思って
「お母さんがもう少し頑張って下さい」という教師。
私の経験から・・・
こんな言葉を簡単に口に出す教師に、発達障がいの子どもを理解してもらうことは難しかったです。
早々に「この先生はダメだ」とあきらめて、担任が変わるのを待つしかありません。
担任の当たりハズレはあります!
二女の不登校は宿題も原因の一つ
二女は不登校になりましたが、保健室登校をするようになったのは「学校にくるだけでいい。宿題はしなくていい」と言われたからです。
二女の不登校の原因はいろいろありますが、宿題のレベルと量の多さが二女に合っていかなったのも原因のひとつです。
長女の小学校は、算数のドリルを解いたり、プリントを解く宿題ばかりでした。
二女の小学校は、同じ算数ドリルでも某国立大学付属の問題集に変更されました。
6年生の問題なんて、私には難しすぎて解くことが出来ませんでしたので、個別塾の先生に宿題をお願いしました。
引越しさえしなければ、二女は楽しく勉強に取り組めたのではないかと思うと・・・
申し訳なさと、「小学校はどこでも同じ」と思っていた自分に腹が立ちます。
宿題をしなかった子の今
長女→大学生になって初めて宿題(レポート)を期日までに提出できるようになったそうです。大学を卒業するという目的の為に頑張っているようです。
二女→家で宿題をしている姿を見るようになりました。
二女の中学校は、宿題をしてこなかった生徒は、朝早めに登校して宿題をしたり、休み時間や放課後を使って宿題をこなすことが出来ます。
夏休みも宿題も、出来ていない子は放課後残ってさせられています。
親はノータッチ!楽です。子どもに任せることが出来ます。
二女が自ら宿題に取り組むのは、もし、宿題が出来なくても
「明日の休み時間を全部潰せばいい」という安心感があるのではないかと思います。
宿題をしていなくても小学校の様に叱られません。
「提出が間に合わなければ放課後残ってね」と言われるだけです。
放課後に残ると部活ができないので、昼休みにお弁当を食べずに頑張るという選択肢もあります。
でも、二女はお弁当も食べたいし部活もしたいので、宿題だけは夏休みに終わらせようとしています。
宿題をしないままの2学期は確実に不登校
宿題が終わらないのは子どもの責任だから、そのまま学校へ行かせればいいというアドバイスをされた事があります。
私にはそれが出来ませんでした。
始業式が近づくまで何も言わずに放っておくのは、相当なストレスです。
私は「きちんと宿題ができる子」だったので、息が出来なくなるくらいのストレスです。
宿題が終わらずに、始業式から「学校を休む」朝から泣く子どもを引きずって学校へ連れていくこともできません。
(二女は、宿題が終わらなかったら次の日は学校を休む子でした)
もし、せんせいが。
「夏休みに宿題をしなさいと言わないでください。出来なければ2学期の休み時間が無くなるだけです」と言ってくれたら。
親子でどれだけ幸せな夏休みを過ごせるでしょう。
夏休みは、私の心にも、娘たちの心にも傷を残すだけでした。
おわりに
夏休みは私にとって地獄でした。
今でもトラウマから8月は体調を崩し、無気力になります。
夏休みのトラウマ鬱ですね。(^_^;)
来年は8月はブログもお休みして、ただボーっと嫌な記憶が蘇らない様にひたすら海外ドラマを観たり、ピアノを練習して過ごそうかなって思ったりもします。
トラウマは簡単に消えませんが・・・
こうやって、言葉にして恨みつらみを書くことで変わるかもしれません。とスッキリします。
パパが休みの日はおにぎりを持って海に行きたかった。
夕方の散歩を楽しみたかった。
本をたくさん読んであげたかった。
一緒におやつを作りたかった。
子ども達と一緒に笑って夏休みを過ごしたかった。
夏休みはいつもイライラしていて。
宿題が終わらないことに焦っていて。
怒鳴るだけでした。
そして。いまでもそれをを後悔してばかりの8月です。
晩ごはんを作る気力ない日も多い8月。
夏休みのピザは3回目。ノンアルコールビールでもピザに合います♪
誰でもいいから「共感」してほしかったけれど。
まわりには共感してくれる人などいなかったので。
ブログにも批判が怖くて書けなかった。
宿題地獄から解放された今、やっと書くことが出来たのは、目の前のリアルじゃないからかも。
もし。
「夏休みの宿題なんてなくなれー!」「親に押し付けるなー!」と、叫びたい方がいらしたら・・・
夏休みの宿題に限らず、宿題に不満がある方がいらしたら・・・
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