ブログのリスタートの最初の記事に何を書こうかと考えたとき、かつて私が「とても分かりやすい」と思ったカリノトウコさんの記事の事どうしても書きたくなりました。
8月に腰を痛めて寝て過ごしていた時に、カリノトウコさんの記事を本を読むように読み返しましたが、今読んでも分かりやすい記事でした。
カリノトウコさんのブログ、2018年9月から更新されていません。
ADHDをオレンジジュースに例えるなら
アスペルガーとADHDを併せ持っていると自己紹介されているカリノトウコさんのブログは、長女が「ほぼADHD+少しアスペルガー」と診断された頃からずっと読んでいました。長女に似ている気がして。
今は更新されていませんが、レトロな雑貨や、センスのある写真も楽しめる大好きなブログでした。
カリノトウコさんの記事より一部引用させていただきました。
ずっと以前にどこかで読んだたとえですが、100%のオレンジジュースにだんだん水を加えて薄めていくと、最後には限りなく普通の水に近いものになりますが、それでも、それと純粋な水とは別物です。
一口飲んでオレンジジュースだとわかるものを自閉症(従来から自閉症と呼ばれてきたカナータイプなど)とすると、水に近いけれど少しオレンジの味が混じっているのはアスペルガー等で、その濃度はそれぞれ様々。
でも、限りなく水に近くなったものでも、一滴でもオレンジジュースが混じっていると、純粋な水とは別の物になります。
このたとえを読んだのはおそらく2000~2002年頃で、どういうところに書かれていたのかも記憶になく、今の発達障害の考え方とはずれているものかも知れませんが、これが、私が持つ自閉症スペクトラムのイメージになっています。
アスペルガーの子ども達はネコ。
凸凹の度合いが大きい、小さいに関わらずネコはネコ。
犬(定型発達)になることはない。
杉山登志郎先生も講演会で同じように話されていました。
長女のADHDというオレンジジュースは、小さい頃と比べると、随分と水で薄まったような気がします。
でも、純粋な水とは別物です。長女を取り巻く環境や、メンタルの状態で濃度が濃くなることもあります。
1年後、5年後、10年後、長女のオレンジジュースの濃度がどう変化していくのか、不安はありますが、ADHDの特性と上手く付き合いながら人生を楽しんでほしいです。
やっぱりADHD
本当はこの記事、「ADHDの大学生活とカリノトウコさんのブログ」という題名で、何度も何度も書き直して、ブログのリスタートの最初の記事としてアップする予定でした。
ブログの引越しが終わって、さあ、明日スタートしようって日に届いた大学からの葉書……
不吉な予感がしました。後期の学費を支払った後に葉書?
葉書には、緊急事態宣言が解除され、対面授業になって一か月の出席率と課題提出率が書いてありました。
「出席率50%未満の学生の保護者に送っています」と付け加えが……
そう!長女の10月の出席率は50%未満なのです。
これは……私の逆鱗に触れました。
「親をなめとんのか、お前は!!」
書いている言葉以上に怒っています。
ここで気が付いてよかったです。大学の手厚い報告に感謝です。
長くなるので続きます。
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