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学校を休んだ日も授業は受ける
二女が中学校を二日ほど休みました。
もともと小学生の時は不登校を繰り返し、保健室登校だった二女ですが、今の中学校では、別人のように元気に学校へ通っています。
でも、ストレスが溜まっていっぱいになると、休むことがあります。
そういう日は、何も言わずに休ませて、担任の先生には「どうしても行けないようです」と伝えます。
学校は休んだけれど、授業は受けると言うので、オンラインで受けさせてもらいました。
そう、学校に行かなくても授業が受けられるのです。(体育などの実技を除く)
学校は、コロナ禍でオンライン授業をいち早く実施し、通常登校に戻った今も、不登校の生徒にオンライン授業を活用しています。
二女の中学校は、小学校で不登校だった子も少なくありません。
クラスには、3人ほど学校に来ていない子がいます。
その子たちの為に、全ての授業をオンラインで流しているのです。
授業のたびに、当番の生徒がiPadを黒板の方に向けて設置します。
プリント学習になったら、プリントの画像を映してくれます。
不登校の生徒だけでなく、保健室登校の子、足を怪我して階段を登って教室に行けない子も、1階の空き教室で授業を受けることが出来ます。
休み時間に、iPadを通してお友達が二女に話しかけてくれました。
クラスの係決めも、オンラインを通して参加していました。
不登校の状態にいる生徒が、全員オンライン授業を受けているかどうかは分かりませんが、自分で授業を受ける、受けないを選べるのです。
オンライン授業と不登校の子ども
インターネットで、「学校によっては、不登校の生徒にタブレットが渡されていない」とニュースになっていました。
ネットで検索すると、熊本市では「不登校の子供たちがオンラインで授業に参加」という、ニュースと反対の記事を見つけました。
でも残念ながら、地域や学校によっては、不登校の子どもがオンライン授業を受けられる環境が整っていないところもあるようです。
オンライン授業が始まった当初、聴覚過敏がある二女は、オンラインの方が集中して授業が受けられると言っていました。
不登校になる子の理由は様々ですが、オンラインなら参加できるという子もいるはずです。
コロナがなければ、今の日本はオンライン授業なんて取り入れる事はなかったかもしれません。
これを機に、全ての不登校の子が授業を受けられる環境の整備が進んでほしいです。
不登校でも授業を受けられる「安心」
二女は二日間休んで4連休になり、月曜日から学校に行きました。
中学に入学してから「不登校には戻りたくないから学校には行く」といつも言っている二女ですが、学校に行くだけで精一杯で、帰宅したらぐったりと疲れています。
だからこそ、たまのガス抜き(学校を休む)が必要なんですよね。
でも、もし二女が学校に行けなくなったとしても、授業を受けることが出来る環境は、二女にとっても親の私にとっても、何よりの「安心」です。
自宅のiMacの大きな画面で受ける授業は、はたで見てる私でも、とても分かりやすかったです。
二女の学校は、生徒一人一人への配慮も行き届いていて、先生方がとても親身になってくれます。
担任からの連絡は申し訳ないほどマメにありますし、生徒だけでなく、親も週に1度来るカウンセラーに気軽に相談できます。
長女が退学した有名私立中学は担任から連絡がなく、学校への不信につながりました。
我が家にとって私立の学費は簡単に払える額ではありませんが、二女に合った学校に巡り合えて本当に良かったです。
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