「リエゾン」と「娘の言葉」

【旧ブログ・窓際の小さな自転車】

お勧め!『リエゾン』

お試しで2巻だけ購入したマンガ
『リエゾン』とてもよかったので大人買いしました。
こどものこころ診療所のおはなしです。

主人公のADHDの研修医が長女にそっくり!(笑)
20歳になった長女は一人暮らしをして私にとって頼れる存在になっていますが、
ADHD=長女は変わらない。今でもやらかしてしまう事は多々。

きっと……大学生活は手探り状態だと思います。自分の凸凹に合う生活スタイル、勉強方法、長女なりの工夫の日々を過ごしているはず。

先日、長女が帰省した時「ママが私のママでよかった」と言ってくれました。
話の流れからの言葉でしたが、嬉しい気持ちと同時に、申し訳ない気持ちと後悔で、押しつぶされそうになります。

長女の発達障がいが分かったのは小学校3年生
診断を受けるまでの小学校生活は、ADHDの特性が強く出て、
何もかも、うまくいきませんでした。

追い詰められた私は長女に手をあげ、毎日怒鳴り続けていました。
どうしてできないのだろう。なんで怠けているのだろう
どうして学校は何でも親が責任を持つ様なシステムになっているのだろう

近所から、私の叱る声がうるさいと言われ……思い出すだけで、息ができなくなります。たくさんの人の力を借りて、長女のADHDと向き合うことになりましたが、そこまで辿り着くまでは、辛い毎日でした。

ですので、『リエゾン』を読むと、当時の自分を思い出してしまい……苦しくて読み進めるのが辛い部分もありました。

読みながら気が付いたこと。
『リエゾン』の内容は、亡くなった娘の主治医が言っていたことと同じことが多いです。改めて、亡くなった主治医の偉大さを実感しました。

『リエゾン』を読むと、娘たちが元気で笑って過ごしていること。
ただ、それだけで幸せだと改めて気付かされます。

発達障がいのお子さんを持つ方や、当事者の方はもちろんですが、
機会があったら、多くの人に手に取ってほしいマンガです

『リエゾン』に書かれている内容は、我が家でも体験した多くの問題と似ています。
感想を含めてまたいつか……記事にしたいと思います。

 

今、悩んでいるお母さんへ

私の子育てを振り返ると、後悔の方が多いかもしれません。
あの頃に戻れたら、もっと違う方法で長女を育てたのにって思います。

10年以上前、長女のADHDが診断される前後、私のリアルな世界では、理解してくれる人が少なかったので、同じお子さんを持つブログへ訪問し、コメントで質問をさせてもらったり、悩みを聞いてもらったりしていました。話を聞いてもらうだけで、1人じゃないって思えて心強かったです。

もし。今……
子育てに悩まれている方がいらしたら、追い詰められる前に話してみてください。
話せる相手がいなければ、児童相談所もお勧めです。優しく悩みを聞いてくれると思います。

SNSで、似ている特性を持ったお子さんを持つ方と繋がるのもいいですね。私も初めてのコメントはドキドキしましたが、子育ての価値感や、悩みが似ている人は、共感してくれると思います。

色々ありましたが、我が家の娘たちは人に優しい子に育ってくれました。マイノリティな娘たちだったからこそ、人との間に偏見や差別を持たない子に育ってくれたと思います。

一番大切な部分はちゃんと育ってくれたので、悩んだ日々も、無駄な事は何一つなかったんですね。