【旧ブログ・窓際の小さな自転車】
★生理への心構えと工夫★
二女のランドセルを寄付しました。ランドセルの中を空にして、いつもランドセルに入れていたお守りも処分しました。
そのお守りは私の手作り。今回は「学校で初潮を迎えたら」を書きます。
うっかり者(ADHD)の長女に持たせていたお守りの回想です。
お守りは、長女と二女、それぞれに作ってあげています。
四角い布の中は「学校で初潮を迎えた時の為のセット」です。四方を縫っていますが、一か所だけ、ミシンで縫わずに手縫いです。
ランドセルに常に入れて備える「初潮セット」を、うっかり者(ADHD)の長女が落としても、誰にも見られず、万が一、誰かに見られても簡単に中を開けられないように考えました。
もちろん、来るべき日に備えて、4年生から初潮について書かれている絵本を一緒に読んだり、私の経験を話して、「初潮」「生理」について教えていました。
5年生になった4月からナプキンの使い方も練習させました。
長女には、もしも学校で「生理になったかも!」と、思ったら、お守りを持って保健室に行き、保健室の先生に、黒い糸をハサミで切ってもらいなさいと、伝えていました。
お守りの中には、「生理用のショーツ」「ナプキン」「汚れた下着を入れる黒い袋」を入れ、透明のチャック袋に手紙を入れていました。黒い糸を切ったら、取り出せます。
★写真は、二女が持っていた初潮セットの一部です★
二女が学校でお守りを使うことはありませんでしたが、長女は小学校でお守りを使いました。私の言った通り、保健室で先生にハサミで糸を切ってもらって、教えた通りに汚れ物は袋に入れて持って帰ってきました。
大きくなった長女が、当時の事を振り返って、不安だったから手紙を読んだらホッとして泣きそうになったと、話してくれました。
その後も、ランドセルにはお守りを入れて、学校で急に生理になった時に備えていました。
長女には、4年生から生理について教えていたので、私の心配をよそに、初潮以降、生理が始まりそうなときはナプキンを用意していましたし、学校で借りることも、ほとんどありませんでした。(私も声をかけていました)
生理の日は黒っぽいスカートを履いていました。スカートの方がナプキンを取り換えやすく、深いポケット付きのスカートだと、ナプキンを人目に付かずに、ポーチごとポケットに入れられるからです。(折りたたんだらタオルハンカチのように見えるポーチに入れていました。)
もちろん、失敗は何度もありました。一番多かったのは、朝起きたらシーツが血の海……
私も経験はありますが、寝ていても、ある程度の漏れで「あ、ヤバい」と気が付くのですが、長女は血の海になるまで気が付かないのです。
逆に、二女は感覚過敏なので、アッと気が付くのも早いし、寝ていても飛び起きてトイレに行くのでそいういう失敗は少ないです。
ADHDの女子だからこそ、初潮というデリケートな話は、あえて早めに教えて、しっかり練習していてよかったです。
二女への初潮教育は、私と長女でしました。
長女は女子の先輩として、しっかりとアドバイスしてくれました。
汚れた下着は自分で手洗い。シーツも自分で手洗いしてから洗濯機で洗うことも、失敗するたびに繰り返し教えました。
できるようになるまで、何度でも繰り返し伝える。手洗いの方法や、洗濯機のコースの使い方、干し方まで教えるのがメンドクサイって思うこともあったし、毎度の失敗にイライラした時もあったけど、今の娘たちは、生理のマナーやごみの捨て方、その日の洋服の選び方。どれも100点満点です。
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仕事帰りの空がきれいでした。お盆も仕事で疲れました。いつもより長く感じた今週。2日間のお休みは、ゆっくり過ごします。(^-^)