保健室登校から「箸が転んでもおかしい年ごろ」へ

【旧ブログ・窓際の小さな自転車】
★二女・中学1年生★

休日に作った二女の朝ごはん用の蒸しパンと、みかん寒天ゼリー。
なかしましほさんのレシピでいつも作ります。

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仕事が終わって帰宅したら、二女とおやつを食べます。
みかんゼリーが作ってあると思うと、家に帰るのも楽しみ♪
手作りオヤツがない日は、コンビニに寄ってポテチやプリンを買います。

二女とおやつを食べる時間は、私にとって今一番幸せ~って思う時間です。
何が幸せかって!

二女が笑顔で学校の事をあれこれ話してくれるのです。

友達がどうした、先生がこう言った、今日は〇〇さんから絵が上手と言われた……
今まで、学校の友達の話なんて、聞いたことがありませんでした。

そして、よく笑うのです。
まさに「箸が転んでもおかしい年ごろ」
家でもちょっとしたことで笑います。そんなにおかしい?って事でも笑います。
こんなに笑う姿なんて知らなかった!

小学校に馴染めなかった二女にとって、学校は楽しい場所ではありませんでした。

小学生の頃も、帰宅した二女とオヤツを一緒に食べていましたが、何を聞いても「別に~」「今日も何もない~」としか返事が返ってこない。
当時は、私も聞かなくていいと頭でわかっていても、つい「今日、だれと遊んだの?」って聞いていました。
高学年になると「今日 誰とも喋ってない」って返事が多かったかな。
「も」っていうのが胸が痛かった……

先生方は一生懸命関わってくれましたが、どんなにしてもらっても……
マンモス校から転校した二女は、新しい小さな小学校が合わなかったのです。

中学校は思い切って、私立中学を受験させました。小さな中学校です。
保健室登校の二女が受験して合格する中学なので、学力レベルも高くない、のんびりした女子校です。
入学してすぐにコロナ禍でオンラインになり、学校が再開してもクラスに馴染めるか心配でしたが、すぐに「いってきます」と、玄関を出る姿が生き生きと変わってきました。

二女のクラス、かなり個性的な子が集まっている様です。
「お姉ちゃん(ADHD長女)よりも凄い超天然な子がいるよ!」とか、「〇〇部の子たちは先生にいつも言い返すんだよ」「先生が、このクラスは個性が強いわねって言うんだよ」などなど。(笑)

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二女の小学校の校長先生に久しぶりにお会いする機会がありました。
二女がコロナが落ち着いたと思われた6月に、お世話になった小学校の先生たちに会いに行った時の話をしてくれました。

「中学校の話を楽しそうにしてくれましたよ。お喋りが止まらなくて、ずっと話していましたよ。中学の制服がよく似合っていて、目がキラキラしているっていうか、やる気にあふれているっていうか、前向きな姿が本当に嬉しかった」と教えてくれました。

二女が言った「校長先生、うちのクラス個性的な子ばっかりいるんです」という言葉に、校長先生が心の中でつぶやいたこと……「あなたも十分に個性的よ」

二女は保健室登校だったこともあり、校長先生と仲良しでした。
中学校を楽しんでいる姿を小学校の先生方は心から喜んでくれていたそうです。

思春期に突入した二女ですが、このまま学校を楽しんで行ってくれたら嬉しい。
でも……我が家の子育ては、いつも凸凹道です。
もしかしたら、山あり谷ありかもしれません。

だからこそ、二女とのオヤツの時間を大切にしたいのです。