【旧ブログ・窓際の小さな自転車】
★長女・幼児期★
長女が大学のマンションへ帰りました。
(県外で一人暮らしです)
大学は前期全てオンラインと決定されたので、大学にはまだ行けませんが
1人暮らしの練習にはちょうど良さそうです。
二女の学校も始まったので私は、久しぶりの1人時間!!
待ちに待っていたはずなのに、やっぱりちょっと寂しい。(笑)
長女がいないと、家の中はシーンと静かです。
それだけ彼女のパワーは凄いのです。
少しずつ、静かな家に慣れていかねば。(^^)
出発前は、いつものスタバ♪
長女が歩き始めたのは生後9か月でした。
初めの1歩から、私の静止を振り切ってヨチヨチ歩き始めるまで
アッという間でした。(^_^;)
ハイハイは全くと言っていいほどしていません。
抱っこされるのは大嫌い。
全身を使って抵抗します。
抱っこから降りるのを覚えるのも早かった。(^^;
抱っこ紐をつかっていましたが、暴れるし、重くなるし
私がとうとうギブアップした頃から……
一番大変だったのは買い物!
買い物カートに座ってくれたりしません。
自力で降りて勝手にあちこち行ってしまう。
ベビーカーだって勝手に降りちゃうくらいだったので。(^^;)
まとめ買いして買い物の回数を減らすこともしましたが
家の中と公園だけでは体力が有り余っていて、
疲れさせないと真夜中でも一人で遊んでるのです。
公園でめいっぱい遊んだあとでも、
買い物では常にハイテンションで徘徊。
興味のあることにはパワー全開なADHDです。
手をつないで、小さな足で歩いて15分の距離も、長女は右に行ったり左に行ったり、ジャンプしたり、来た道を戻ってしまったり、1時間以上はかかります。
買い物から帰ったら私の方がクタクタ。
そんな毎日の中で、今でもハッキリ覚えている出来事。
買い物に行ったスーパーでは、
店内を好き勝手に徘徊するのが日課の長女。
私は品物も、おちおち選んでいられません。
ところが、その日はなぜか散々徘徊した後、私の買い物カートの下の段にちょこんと座ったのです。
危ないからイスに座らせようとしても、もぐりこんで下の段に座る。
この状態で今から買い物すれば!5分で終わる!
私は急いで品物をかごに入れてレジに並びました。
そしたら・・・後ろから聞こえるのです。
「あんな事(危ない)して、今どきのお母さんって非常識」
「若いから子育てわかってないね」
私の後ろに並んだ年配のご夫婦が、聞こえよがしに話しています。
「注意した方がいいんじゃない?」
「今どきの若いお母さんだから」と、聞こえてきます。
そして、ご夫婦が私に話しかけようと声をかけた瞬間・・・
振り向いた私は年配のご夫婦に言いました。
「わかっています!」
と、大きな声で叫んで前を向きました。
私だって、言われなくたってそんな事くらいわかってる。
でも、徘徊する娘を追いかけてばかりの買い物が、今日はおかげでサッと終わった。
私だって毎日毎日疲れているんだから!
頑張りすぎているくらいなんだから!
涙がこぼれそうなのを堪えて買い物を済ませました。
長女がカートの下の段に座ったのは、この一度きりでした。
次の日からはいつも通り、ハイテンションで徘徊です。(^_^;)
もし、あの頃の私に声をかけてあげられるなら……
「大丈夫。時間はかかるけど買い物が楽にできる日は必ず来るよ」って、言ってあげたい。
長女を連れて買い物ができるようになったのは、小学1年生になった頃。
ちょうど私は妊娠していたので、とても助かったし、成長を感じて嬉しかったです。
二女が小さかった頃も買いもは大変でしたが、
引っ越し先の近くに24時間スーパーがあったので、
夫に子どもを預け、車で夜の9時~10時頃に
1人で買いものに行くことで解決しました。
大学生になった長女は今……
一緒に買い物に行くと、私の荷物を全部持ってくれます。(^^)
買ったものだけでなく、日傘も全部!私は自分のバックを持ってるだけ。
たくさん買い物したときは、必ず重たい方を持ってくれる。
私が洋服を買うときは、一緒に気長に選んでくれる。
買おうか悩んでいるときは、「買いなよ!似合ってるから」って必ず言う。(笑)(似合っていない時は教えてくれます)
長女が関西に帰ってしまって……
買い物ついでにカフェに行ってお喋りできなくなったのが寂しい。
でも、長女が小さかった頃の買い物の大変さを思い出すと、
あの時は大変だったけど、子どもはちゃんと成長しているって嬉しくなります。
ADHDの幼少期は多動がひどいので、
苦労するお母さんは多いのではないかと思います。
私も「躾ができてない」という言葉を何度言われたことか。
多動は、大きくなっても何らかの形で残るかもしれないけれど、
幼少期の大変さに比べれば、う~んと楽になりますよ!
どこかで頑張っているお母さん!ファイト!