ADHD・中高一貫校を選んだ理由と退学理由

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★長女・中学について★

ボチボチ更新のこのブログですが、過去記事で一番検索されているのが「ADHDの公立高校受験」です。

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そこで、今回の記事は、「中高一貫校を選んだ理由」と「私立中学を退学した理由」です。

 

長女に中学受験をさせた1番の理由は、中高一貫なら、内申書なしに高校へ進学できるからです。
そして、何としても高校だけは卒業させたいと思っていたからです。

学校によっては、高校に上がる時に、受験が新たに必要なところもあるようですが、私の住む地域は、ほとんどの学校が試験を受けずに内部進学できます。

長女は小学生の頃から、学校の宿題を全くしようとしなかったので、中学生になった長女が、学校の宿題をこなし、遅刻もせず、内申点を落とさずに高校受験に挑むなんて絶対に無理!って思ていたからです。

長女は塾が大好きな小学生で、楽しく塾に通っていましたので、その流れで受験しました。

中高一貫校のメリットは、よほど勉強に遅れを取らなければ、高校に上がれることです。
長女のように中学の間に退学した子はまぁまぁいましたが、ほとんどの子が、中学の勉強についていけず、学年末に、学校が指定した欠点の数を超えてしまい、強制退学させられていました。

長女の様に、いじめを理由に退学した子が圧倒的に少ないです。

中高一貫校は、高校2年までにすべての勉強を終わらせて、高校3年生は大学受験の勉強ができます。校風が合えば、気心知れた友達と6年間楽しく過ごせます。
高校から新たに入学してくる生徒がいる学校も、内部進学した生徒と、高校から入ってきた生徒は同じクラスになりません。それは、勉強の進み具合が違うからです。
新しい友達との出会いは、高校で、部活動などを通じてあります。

でも、長女が通った一貫校は、高校から新たに入学する生徒がいませんでした。

6年間、友達との関わりでトラブルがあると、学校生活は、とても厳しいです。
マンモス私立校ではなかったので、40人一クラス×4クラスで160人程度。
1学年160人で6年間は、少ない人数です。

長女が退学した理由はいじめです。
ピラミッド式になっている人間関係、その底辺で6年間という長い時間を過ごすのが辛かったからです。そのピラミッドはなかなか順位が入れ替わることもありません。
だからこそ、いじめにあったとき、長女は必死に勉強していたのでしょう。
せめて成績だけでも上位にいたいという気持ちからです。

ADHDのお子さんが中高一貫校を受験されるときは、しっかり見学をしてリサーチが必要だと思います。当たり前の事ですが、我が家はしていなかったのです……

長女が合格できると思っていた第一志望校しか考えてなかったので、受験に失敗し、
受験の練習の為に受けた私立一貫校へ入学するとは思いもしませんでした。
そもそも、第一志望校がダメだったら公立中学へ行かせるつもりでした。

親子で人生勉強になりましたし、今があるので後悔はありませんが、もし、あの時きちんと他の学校も調べていたら……と思うことはあります。