忘れていた凸凹

【旧ブログ・いつでもJUMP!ときどきWALK?】
★二女・保育園年中★

木曜日(前記事)、保育園に行きたくないと言ってお休みした二女。

金曜日の朝は「保育園行かない」と、大泣きでした。
泣いている二女を抱え、車に乗せて保育園へ連れて行きました。
玄関にいた先生にお願いして保育園を出ました。
仕事中も気になったので、有料道路を通っていつもより早くお迎えに行きました。

二女は……いつもどおりでした。
でも、私の顔を見るなり「寂しかった~」と言っていました。

担任の先生と少し話しました。
先生が行きたくない理由を尋ねると「お友だちが意地悪するから」と、答えたそうです。

先生は
少し何かをされると、ものすご~く、された!と、思ってしまうようです。
トラブルのたびにお友だちとも話し合うようにはしているのですが……」
と、おっしゃっていました。

そして、苦手なピアニカの練習と、クリスマス製作の課題が続けてあったことも原因ではないかと。
一人だけ製作が遅れていた二女は、休み時間を使って作っていたそうです。
「一人で出来ない時は、全部自分で頑張らせずに一緒に作るようにします。今日は一緒に作りました」と、教えてくれました。

その話を聞いていた二女は、飾ってあるクリスマス製作を、帰りに私に見せてくれました。

日々の小さなストレスがたまって「行きたくない」と言わせたのでしょうね。

すっかり忘れていた二女の凸凹。
日々の生活で、感情のコントロールが難しかったり、ちょっと変わっているところ。
凸凹があるのだろうとは分かっているんですけどね。

保育園の生活でも、ストレスを感じやすいことをすっかり忘れていました。
先生に保育園での話しを聞き、改めて二女の凸凹を思い知らされた気がして、ちょっとショックでした。

二女の特性が、先生の話したことによく表われています。

子供同士の些細なトラブルや、お友だちにとっては大した事のないトラブルでも、二女にとっては、う~んとイヤで、忘れられない嫌な事になってしまいます。
お友だちの「ちょっと」は、二女には「ちょっと」と思えないのです。
受け取る度合いが、周りの友だちと違うんですよね。

ピアニカ、これは苦手です。
指を動かすことは出来るのですが、最初に間違えて覚えると、修正ができません。

クリスマス製作、これは実は出来ます!
療育でもきちんと説明を聞いて理解して作ることが出来ます。
では、なぜ出来ないのか。
それは、療育では先生と1対一1。
集団保育(療育)でも、子ども5人に対して先生ふたり。
その環境なら出来るのです。

でも、保育園は28人くらいに対して、先生ひとり、もしくは、ふたり。
療育の5倍の人数です。
集団に対する説明では、たぶん理解できないのです。
そして、分からないことを、分からないと伝えることも苦手です。

それが、二女の持つ凸凹の特徴。すっかり忘れていました。

3歳になる少し前から保育園に行っていたので、保育園は慣れていると、思い込んでいました。

慣れている保育園でも、苦手なことやストレスは積み重なるいうこと。
成長とともに、苦手な部分が大きくなったのもあると思います。

そうだった。そうだった。と、改めて思いました。

せめて「行ってらっしゃい」朝は、もう少し時間にゆとりを持たせて心穏やかに登園できるように。
「お帰りなさい」の時は、今日も良く頑張ったねと、心を込めて、目を見て抱きしめてあげようと思いました。
毎日、頑張っている二女ですからね。