ADHDの小学生に合っていた塾の勉強

【旧ブログ・いつでもJUMP!ときどきWALK?】
★長女・小学校高学年★

 

長女の成績が受験が迫っているこの時期に落ち込んでいます。
長女の状態も不安定。
やっと始まったらしい「思春期」も重なっているのでしょうか。
かなり不調。

秋という季節の変わり目は不調になりやすいらしいです。
発達障がいのブログにも、不調の様子がちらほら書かれています。

長女につられて私も不調。
イライラしたり、やる気がなくなったり、秋だから・・・?

 

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イラスト提供:ふわふわ。り

 

*ここからは、長女の塾についての記事です*

塾が大好きな長女。
この世の中で一番好きな場所だと思います。

長女は「中学受験の専門塾」に3年生から通っています。
長女が塾へ行き始めたきっかけは、学校が面白くない。(人間関係で)
学校の勉強がうまくいかない、自信が持てない。
そんな時、幼馴染の子が塾へ通いだし、興味を持ったようです。

長女が塾へ行きたいと言い出した時は驚きました
長女と塾ってイメージが結びつかなかったので。(笑)
でも、人間関係で行き詰っている長女を見て、塾もいいかも。
と思った私は、どうせ行くなら学校とは全く違う友達と学ばせたかったので、
学校の子が誰も通っていない塾を探しました。

長女が一人で行きやすく、公共交通機関を使って20分~30分で行ける場所にある塾の資料を集めました。

長女が資料を見て「この塾に行ってみようかな」と言ったのが、今の塾。
資料に載っていた問題が面白そうに感じたそうです。
早速、体験授業に行きました。
「絶対にこの塾に行きたい!」と、一日で気に入った長女。
他の塾との比較を勧めても、「絶対にこの塾がいい」と、私の聞きません。
そして、長女の塾生活が始まりました。

3年生は土曜のみ。
地下鉄に乗って、ピクニックに行ように、楽しそうに通っていました。
学校ではできなかった算数も、塾のやり方だと「分かりやすい!」と、自信を持つ長女。


中学受験のための塾。
算数では、定規、消しゴムは使わないという方法でした。
全て、フリーハンド

当時、長女が学校の勉強で苦しんでいたこと。

*きちんとマス目(5ミリ方眼ノート)に文字を入れて書く。
*定規で線を引く。
*間違えた部分だけ消して書き直す。

不器用さが際立つという診断結果の、想像できないくらい不器用な長女は悪戦苦闘。
学校はノートの使い方も決められていて、無駄のないように使わないといけません。


塾では……
「お母さん、ノートは贅沢に使わせてください。」と先生に言われました。
消しゴムで何でも消してしまうと、どうして間違ったのかという、一番大切なことが消えてしまうので、消しゴムは使わなくていいそうです。
学校と全く違うやり方。


算数は、途中の式が斜めになったり、マス目からはみ出しても、答えさえあっていればOK!

学校で「できない」と思っていた長女は、「塾のやり方なら私でも勉強ができる!」と、塾の難しい問題に必死についていきました。

そして今では、社会に関しては、すっかり歴女。
学校で、算数が分からない子に教えてあげているそうです。
「長女ちゃんの教え方だとよく分かる」と言われて、嬉しそうです。

塾に行く上で、長女と約束したことは一つ。
「塾の宿題だけはきちんとする」です。
(もちろん学校の宿題も)

それでも、なかなか宿題ができず、この四年間。
いったい何度「宿題ができないなら塾を辞めなさい!」と言ったことか。
100回以上は確実に言っています。(汗)

そして、月日は流れ、受験まで100日を切りました。
この不調、何とか乗り切らなくては。