【旧ブログ・いつでもJUMP!ときどきWALK?】
★長女1歳★
前回の記事で「叱らずに褒めて育てる」を心に刻み、夫と子育てに挑んだと書きました。簡単なようで、難しいんですね。これが・・・。
まず、叱らなくてすむように、考え方を変えてみました。
タンスに登る対策
長女はいつも高いところに登りたがりました。
家の中では、いつもタンスの上。
ダイニングテーブルのような高いテーブルにも、登って、立って!
そして頭から落ちることも多々ありました。
何度落ちても学習しない。
でも、とても危険な行為なので、何とかやめさせたい。
「長女の手を握り、目を見て、何度も何度も真剣に訴える」ことを繰り返しました。
危険な行為をした時は真剣に言って聞かせました。
叩いてしまうと、「叩かれて痛い」ただそれだけで終わってしまうからです。
すぐには分かってもらえないけれど、真剣さだけは伝えようと思って・・・。
それと、狭い団地の部屋に、でっかい「ジャングルジムつき滑り台」を置いていました。
一部屋占領していましたが、その滑り台のお陰で、長女はタンスに登ることが減りました。
室内用ですが、小さな長女の体力を消費するには良かったです。
イラスト提供:ふわふわ。り
したがることは、飽きるまでさせる
長女は、水に対してものすごく執着がありました。水が大好きです。
自分で洗面所の蛇口を回し、水が出せるようになると暇さえあれば水遊び。私の目を盗んでは水遊びをしていました。「水は大切。もったいない」と、言い聞かせたり、叱ったりしていましたが、もちろん通じません。
この解決策は……諦めました。
水道代が高くなることは、「習い事の月謝」と思って、好きなだけさせていました。
床に水をこぼしたときは、拭くことを教えました。
フシギですね……
禁止されないと、子どもは飽きるんですね。ダメといわれるほど、してみたいのでしょうか?
長女は夏中、ずっと水遊びをしていましたが、秋になると寒くなったのか?
いつの間にか、水遊びをしなくなりました。
同じく、パソコンのキーボードも「大切なもの」と、何度も言い聞かせましたが理解できません。
そこで、キーボードだけ購入し、「好きなだけいいよ」と渡すと、しばらく没頭するのですが、いつの間にか興味が薄れていきました。
どうしても、悪いところばかり目に付くので、小さなことでも、できたら褒める。
当たり前のことなんですけどね。
心に留めておかないと、褒めるチャンスを逃してしまうのです。
分かっていても怒ってしまったこと
それは、砂場で砂を水のように頭からかけること。ついつい叱っていました。
それは、一緒に遊んでいるママたちの視線が痛かったからです。
考えてみると、「きちんと躾をしている母親」という自分を見せるために、叱っていた事は以外に多かったかもしれません。
自分でも分かっているんですけどね。
きちんとゆっくり言い聞かせればいいのだけれど、ついつい叱ってしまう。
どうにもこうにも、周りの視線が痛いことってありませんか?
「叱らずに褒めて育てる」
私にとっては、簡単なようでとっても難しいことでしたが、子育てに迷った時は、「子どもへのまなざし」を開き、大丈夫と、自分に言い聞かせることが出来ました。
子育ての本はたくさんありますが、自分の心にストンと言葉が入ってくる一冊に出会えたことは幸せです。